大縄跳びでは、各グループの威信をかけた戦いが行われた。AKB48、SKE48、NMB48、HKT48のグループに分かれ、メンバー10人が2回挑戦し、合計回数を競う。優勝グループの全チームにポイントが入る。

 AKB48は1回目49回、2回目40回で合計89回だった。2回目の途中で尻もちをついてしまった入山杏奈は、「足が…、足が…曲げられなくて」と息も絶え絶え。「最後の3回が本当にきつくて、生と死の境目が見れたんですよ。でも3回跳べたので、悔いはないです」と話した。

 続くHKT48は1回目16回。2回目では、今年5月9日の第2回AKB48大運動会(有明コロシアム)の大縄跳びで、1度も跳べずに引っ掛かった宮脇咲良が登場。1回のジャンプごとに、向かって右側にズレていき、縄を避けるようにして場外へ。結局7回で終了となった。

 司会の山崎弘也は「わたくしも、大縄跳び史上初めてですよこんなの。『アバター』ですかこれは? 3D跳び。画面から飛び出しちゃってきてる感じ」とびっくり。宮脇は「跳ばなきゃって思って、跳んでたら、気づいたら、場所が、出てて…。自分でもびっくりしています」と目を丸くしていた。HKT48劇場支配人も務める指原莉乃からは「こっちだってビックリしているよ!」としかられていた。

 巨大ビジョンに映る宮脇のリプレイ動画を見て、山崎は「ほんと、なにこれ。新しい。新しすぎる~。なにこの、後からいないやつ~。なんなの、ねえ~」と大興奮。会場は爆笑に包まれたが、宮脇は「ごめんなさい、すみません」と謝罪。指原は「1回、福岡に帰したいと思います」とおかんむりだった。

 3グループ目のNMB48は1回目23回で、2回目も23回。合計46回。

 最終挑戦グループのSKE48は1回目に53回を跳び、2回目も40回で、93回と1位に輝いた。大場美奈は「挑戦する順番が4グループ目だったので、限界が分かっていました。SKE48は、限界を超える体力や精神力は鍛えられているので、好条件でした」と胸を張った。