安心してください、卒業しませんよ-。

 NMB48の渡辺美優紀(22)が15日、ファンの間ではツイッターなどで「みるきー卒業説」が上がっていることに触れ「安心してください」と否定した。

 この日は、山本彩(22)らとともに、TOHOシネマズなんばで、グループ初のドキュメンタリー映画「道頓堀よ、泣かせてくれ! DOCUMENTARY of NMB48」(29日公開)先行試写の舞台あいさつに登壇。渡辺は冒頭で「皆さん、映画を楽しみにして、いろいろ想像を膨らませるのは分かるんですけど、私の卒業で盛り上がるのは、もうやめていただきたい」と話した。

 上映前のあいさつだったため「これから見ていただいたら分かると思うんですけど、安心して見てください」と呼びかけた。

 過去に、AKB48グループでは、板野友美が映画の中で卒業発表をした経緯があり、一部ファンの間で「みるきーが卒業するのでは?」との情報が飛び交い、ツイッター上で騒然となっていた。

 NMB48は昨年10月、結成5周年を迎え、映画では5年の軌跡や、撮り下ろしインタビュー映像なども収められている。

 1期生オーディション風景もあり、渡辺は「もう恥ずかしくて、ほんと、やめてほしいです。なんか、もうカットしてほしいぐらい恥ずかしい」と、照れた。

 あいさつには、矢倉楓子、薮下柊、渋谷凪咲、須藤凜々花、太田夢莉らも出席。渋谷が、NMB48の魅力について「やっぱり、大阪なんで、毎日、ボケの練習をしています」。これにすかさず、薮下が「ウソやん、私見たことない!」とつっこんだ。

 すると、渋谷が「そんなことない!」と言い、山本の一発ギャグ「首里城」を拝借して披露。ただし、会場はシーンとなり…、山本は「人のボケでスベるの、やめてくれへんかな」とピシャリと言い放った。

 ボケの連携プレーで会場をわかせたが、ボケの最上級といえば、やっぱり渡辺。映画主題歌「道頓堀よ、泣かせてくれ!」の話題になると、渡辺が「主題歌のタイトルが映画のタイトルやって、今知って、びっくりしました」。これには、山本も「え? 今、知ったん?」とあぜん。渡辺によると、「道頓堀よ-」は主題歌のタイトルで、映画タイトルは別だと思っていたといい「そのままタイトルってびっくりした!」。悪びれることなく、笑顔で告白した。

 ただし、この映画あいさつは、すでのこの日2回目で、前回あいさつ時には映画タイトルを把握してなかったことになり、メンバーも「マジ…??」と、あまりのボケっぷりに衝撃を受けていた。