23歳の誕生日を迎えた佐藤すみれが、新たな自分表現に挑戦した。「誕生日の今日、こんなに大きなステージで踊れるとは思わなかった。23歳の最初は、かわいい自分でなく、かっこいい自分で決めたいと思った」と、相川七瀬の「夢見る少女じゃいられない」を迫力あるボーカルで熱唱。さらに、この日のために特訓していたドラムの腕前を初披露し、「強がり時計」を演奏した。

 ミュージカルにギター、エレクトーンなど、幼いころから音楽に親しんできた佐藤は「なかなか自分のものにできなかった。23歳の1年は、趣味を自分のものにできれば」と誓った。

 AKB48から加入して、間もなく4年になる。「SKEに来て本当に良かったと思う。大切に思う気持ちがあるし、毎日がすごく楽しい」。すみれ色のペンライトに埋め尽くされた客席を見渡し、すがすがしい笑顔で歓声を浴びていた。