AKB48第9回選抜総選挙の投票システムを管理する株式会社ゴンドラは31日、この日行われたAKB48第9回選抜総選挙(6月17日、沖縄・豊崎美らSUNビーチ)の速報結果に関し、一部ファンから出ていた重複投票疑惑を否定した。

 この日の速報発表では、NGT48荻野由佳(18)が1位となったほか、NGT48メンバー11人が発表された100位以内に入るサプライズを起こした。

 すると、ネット上などで「NGT48モバイルサイトから投票し、ブラウザの戻るボタンを押すと無限に投票できる」などとうわさが広がり、サイトのシステム不良などを指摘する声が出ていた。

 この指摘を受け、同社は、代表取締役の古江恵治氏、弁護士の矢部陽一氏の連名で同選挙公式ホームページにて声明文を掲載した。

 「システムについて万全を期しておりますが、一部のファンの皆様から、不正な重複投票を懸念する声が上がりましたので、あらためて細部に渡り調査をいたしました結果、そのような事実は一切ございませんでした」と重複投票はなかったとした。「すべてが厳正な監視の下、公正に投票が行われていることをご報告いたします」と締めくくった。

 同総選挙では毎回、票数の不正操作などを防止するため、第三者機関によって投票システムの管理が行われている。