AKB48を卒業する大島優子(25)が16日、福岡・マリンメッセで、握手会イベントに参加した。

 AKB48が各地で行っている「全国握手会」に参加するのは、これが最後。福岡での握手会参加もラストとあって、開始から大島との握手目当てに多くのファンが長い列を作った。

 握手会前のミニライブでは、元気いっぱいにはじけた。26日に発売される最後の参加シングル曲「前しか向かねえ」をはじめ、「ギンガムチェック」「さよならクロール」など、ゆかりの曲を披露した。カラオケのコーナーでは、銀髪のかつらにギターを携え、玉置浩二のモノマネでV6の「愛なんだ」を披露。会場を爆笑の渦に包むなど、変幻自在のエンターテイナーぶりを存分に発揮した。

 最後は、初の単独センター曲「ヘビーローテーション」で締めた。「(卒業後は)皆さんとのつながりが減ってしまうかもしれないけど、絆は永遠です。その思いを胸に、今日はみなさんと握手をしたいです」。ファンからは「行かないで~」「優子が一番かわいい!」という声援を受け、寂しそうに手を振っていた。