現役早大生アイドルの乃木坂46市来玲奈(18)が、学業に専念するため、グループから卒業することが26日、分かった。

 来月7月21日に千葉・幕張メッセで行われる乃木坂46の8枚目シングル「気づいたら片想い」発売記念個別握手会イベントをもって、活動を終了する。

 この日ブログを更新し「7月21日の握手会をもって乃木坂46を卒業します」と報告。「突然の発表になり本当に申し訳ありません。そしてブログで卒業をお伝えすることになり、本当に申し訳ありません」と謝罪した。

 「大学は自分が思っていたよりも甘くはありませんでした。高校時代とは違い、大学は専門性を要し、さらに深く学問を究める場所です。自主性を重んじる中、必修科目もあり、なかなか思う通りに行かず、歯がゆさは今まで以上でした」と複雑な心境を明かし、「乃木坂46はグループ。私個人のせいで全体の足を引っ張りたくない、そう思う気持ちが強くなりました。『これからだよね!』と応援して下さるみなさんの期待に応えることができず、迷惑ばかりかけてしまう自分が嫌になりました。中途半端な自分が本当に嫌いです。何度も考え、そして決断した答えです」とつづっている。

 今後については「最後に、私は自分の夢は決して諦めていません。自分の軸はぶれないように頑張ります。もちろんこれからいろんな経験をして、また目標も変わってくるかもしれません。今を大切にし、もっともっと自分をみがいていきます」とし、乃木坂46から加入時からの目標である女優やアナウンサーの道を目指すという。

 市来は11年8月、1期生として乃木坂46に加入。ファーストシングル「ぐるぐるカーテン」から4枚目シングル「制服のマネキン」まで選抜メンバー入り。その後、受験勉強などのために活動を控えていた。

 今年4月、付属校からの内部進学で早大文学部に進学。ただ、5月30日から東京・赤坂ACTシアターで開催された舞台「16人のプリンシパル

 trois」は学業のため全公演欠席するなど、満足な活動ができないでいた。

 これらのことについて、ブログでも「学業のために握手会やライブを欠席しなければならず、メンバー、スタッフ、ファンの皆さんを含め、多くの方に御迷惑をおかけしてしまいました。快く思わない方はたくさんいらっしゃったと思います」とつづっている。