AKB48のチーム4が21日、和歌山市民会館で、全国ツアー「あなたがいてくれるから。~残り27都道府県で会いましょう~」公演を行い、腎のう胞治療から復帰したキャプテンの峯岸みなみ(21)も元気な姿を見せた。

 ツアーは、全国47都道府県を回ることを目的に12年にスタート。一時中断を経て今年6月から再開され、チーム4の和歌山公演が24カ所目。峯岸は「24カ所目は~っ、チーム4がやって来ました~っ」と、マイク越しに叫び、拍手を浴びた。

 大川莉央(13)込山榛香(15)佐藤妃星(13)土保瑞希(17)向井地美音(16)ら15期生が、今春の組閣を経てそろって昇格。若いメンバーの多いチーム4らしく、この日は「成長コーナー」が設けられ、プチ・ミュージカル仕立てで、楽曲がつづられた。

 まず、大川、佐藤、込山らが黄色い帽子に小学生の制服姿で「スキスキスキップ」をスキップを踏みながらパフォーマンス。続いてNMB48と兼任の小谷里歩(19)渋谷凪咲(17)がダブルセンターを務めた「青春のラップタイム」。渋谷らはセーラー服、小谷は中学教師風衣装にふんして、NMB48にとって初のオリジナル曲でもある同楽曲を披露した。

 小学生から中学生へと成長すれば、その次は高校生。SKE48から移籍した木崎ゆりあ(18)らが高校の制服のような衣装で、携帯電話を手に歌い踊った。

 少女の成長物語をメドレーで表現するなど、企画コーナーが充実。途中、峯岸は、騒ぐ子どもを叱るおじいちゃんにふんして登場し、観客を笑わせた。