AKB48グループの第1回ドラフト会議(11月10日、東京・グランドプリンスホテル新高輪)の候補者29人が19日、横浜市のパシフィコ横浜で行われたAKB48グループの握手会イベントに初参加した。握手券の抽選に当選したファンと、1時間以上にわたって交流。AKB48の3期生オーディションを受けた経験がある惣田紗莉渚さん(20)は、手を握りながらその場でピョンピョン跳びはねるなどサービス精神おう盛だった。他にもファンの手を握ったまま離さない候補者もおり、早くも「釣り師」ぶりを発揮していた。

 運営側はこの29人については、ドラフト後、ステージ上でも即戦力にするべく厳しいレッスンを受けさせている。地方出身者が集まれる週末は、ほぼ毎週レッスン。この日も29人は午前にダンス指導を受けてからイベントに臨んだ。

 48グループの戸賀崎智信総支配人は「普段はオーディションを受かったら、デビューするためにレッスンをするが、今回はデビューできるかどうか分からないのに、厳しくしごかれている。基本的に全員に伸びしろがある」と期待していた。【森本隆】