あえぎ声の基本は、あいうえお~ん。公開中の映画「団地妻

 昼下がりの情事」のトークショーが19日、東京・渋谷ユーロスペースで行われ、“初代団地妻”として知られる女優白川和子(62)と中原俊監督(58)が登壇した。白川は71年公開の日活ロマンポルノ第1作「団地妻

 昼下りの情事」に主演するなど、ロマンポルノの女王として活躍。ぬれ場を演じ始めたころを振り返った。「監督から『あえぎ声がなってない』と怒られたので、ラブホテルに行って、コップを壁に付けて、隣の部屋のあえぎ声を聞いた。声は大事。でも意外に簡単なのよ。適当にあ~、い~、う~、え~、お~って組み合わせればいいのよ」。さらにあえぎ声の出し方として、「ためて言わないといけない。出し過ぎちゃいけない」とコツを明かした。

 今回の作品は、39年前の同名作品のリメーク版で、白川も特別出演。26日まで公開される。