俳優萩原健一(59)が3日、都内で11年ぶりの主演映画「NAOMI~痴人の愛」(来年春公開、深作健太監督)のヒロイン最終選考会に参加した。のべ500人の候補者の中から選ばれた10人に、ダンスや台本読みなどの課題を与えた。近日中に女優名を発表し、8日のクランクインに間に合わせるという。「どういうナオミが現れるか。監督や現場スタッフがやりやすいようなナオミ像をつくりたい。シンデレラですからね」と楽しみにしている様子だった。

 1924年発表の谷崎潤一郎の原作は、主人公のサラリーマンが美少女ナオミの成熟していく肉体に悩まされ、愛欲地獄の底へ落ちていくというストーリー。今回は現代劇に置き換えられるが、ナオミ役の女優には全裸になることが求められる。ラブシーンを演じる萩原は「有名な女優さんだとね、制約が多いんだな(笑い)。監督が何を狙っているか分からないけど、制約を取っ払ったところで伸び伸びと演出したいというのが、彼らの気持ちなんじゃないかな」と、映画作りの環境を優先する姿勢をみせた。