女優菅野美穂(32)が25日、8年ぶりの主演映画「パーマネント野ばら」の完成試写会で、思わず赤面した。美容室に集まる女性たちの恋バナを中心に切ない恋を描いているが、その中で男性のシンボルを指す言葉が何度も出てくる。原作者の漫画家西原理恵子氏(45)に「何百回も下品な言葉が出てきてすみません」と謝られた菅野は「女性同士で本音を言うときは、あけすけで男の人がエッと思うような部分もあると思う」と苦笑いしていた。

 撮影が行われた高知では、女性の出演陣が夜、一緒に食事をして地の旬の食材に舌鼓を打つことが多かったという。特にカツオとキビナゴがおいしかったそうで、女優小池栄子(29)は「ほぼ毎日、食べさせていただいていた。(カツオにかけていた)塩だれがおいしかったです」と話した。ところが菅野は「ちょっと記憶にないです」と首をかしげた。

 それを横目で見ていた吉田大八監督は「ディナーには全然呼ばれなかった。みんなでご飯食べてたのは知らなかった。自分は(ご飯を)食べなくなってて、やせました」と少々、へこみ気味だった。