【カンヌ(フランス)16日=木下淳】6日に長男が誕生したTOKIO山口達也(36)が、世界最高峰の舞台で父親の夢を語った。米CGアニメ映画「カンフー・パンダ」(7月26日公開)の日本語版声優として参加中の第61回カンヌ国際映画祭で取材に応じ「子供が物心ついた時に見せて『パパの声だよ』って言いたい」。そのためにシリーズ化を目指す同作の日本の顔になる願いを口にした。豪華俳優陣がそろったレッドカーペットにも参加した。
400人を超える報道陣が放つフラッシュを浴びながら、ゆっくりレッドカーペットを歩いた。「実は昨年、テレビ企画で誰もいな~いカーペットを歩いたんですけど、まさか本番で歩くなんて…」。アンジェリーナ・ジョリー、ブラッド・ピット、ダスティン・ホフマンら豪華キャストが登場した世界的注目の場。山口は夢中でカンフーポーズを連発した。
主人公のパンダ「ポー」の日本語版声優としてカンヌに招かれた。しかし、本人は「この場所を目指す出品よりも製作の方が大事。悪い意味ではなく、参加は大したことじゃない」と実感がわかない。それよりも身近な話題の方が気持ちを高揚させた。6日に元モデルの夫人(31)が第1子の男児を出産。「子供が生まれた年にアニメにかかわったのは運命でしょうね。5、6年後に物心がついたら見せて『パパの声に似てるね』って言われたら『実はパパの声だよ』って言いたい」と笑ってパパの夢をめぐらせた。
米国版の声優ジャック・ブラックには06年に長男が誕生。アンジーには双子が生まれる予定だ。山口は「ジャックから『子供のおむつは出来るだけ自分で取り換えろよ。覚えてるもんだから』とアドバイスされ、息子の話で盛り上がりました」と意気投合。日本公開される7月に来日するジャックと東京で再会する約束もした。
声優山口の代表作にもなりそうだ。「カンフー・パンダ」を製作した米ドリームワークス社は「シュレック」に続くシリーズ化を構想している。「正直、芝居よりも声優の方が自分には合っていると思うし、今後も続けたい。ジャニーズの中で最もパンダのイメージに近いのは僕。日本のポーとして代表作にしたいです」とカンヌで誓っていた。




