北野武監督(63)が16日、飛行機のフライトを遅らせる「超VIP出陣」で、第63回カンヌ映画祭が行われているフランスへ飛び立った。午前11時20分にフライト予定だったが、同監督が搭乗口に姿を見せたのは同18分で、報道陣の取材に笑顔で応じて乗り込んだ時間は、ちょうどフライト時刻。結局、飛行機は15分遅れて同35分に離陸した。
図らずも「世界の北野」を実証する「社長出勤」となったが、同監督は冗舌だった。「アウトレイジ」(6月12日公開)が、コンペティション部門に選出されたことについて「現地の機運は高まってるかもしれないけど、オレらは高まってない。沈み込んでるよ」とジョークを飛ばした。
さらに同映画祭の審査委員長が、米国のティム・バートン監督(51)だと聞くと、またもニヤリ。同監督が1990年(平2)に制作し、米俳優ジョニー・デップ(46)が、両手がはさみの人造人間を演じた映画「シザーハンズ」を引き合いに「長いハサミを持って頭(髪)切っちゃう」とバッサリ。07年の60回開催記念セレモニーに、羽織はかまにちょんまげかつら姿で登場して爆笑を誘ったが「コンペでパフォーマンスをしたら、ひんしゅくを買う」と「封印」を宣言した。



