人間国宝で落語家、故桂米朝さんの葬儀・告別式が25日、大阪府吹田市内で行われ、米朝さんのファンだった俳優近藤正臣(73)、一門から別名を名乗って出た月亭可朝(77)や、上方落語協会会長の桂文枝(71)らが参列した。

 芸能界以外でも、中山泰秀外務副大臣(44)や、井戸敏三兵庫県知事(69)らが姿を見せ、親交の広さがうかがわれた。

 午前11時の開式時にはすでに、一般ファン1500人以上が会場内外に集まり、大阪を、上方落語を愛した米朝さんに別れを告げた。