80年代漫才ブームで、今いくよ・くるよと同時期に躍進した西川のりお(64)上方よしお(62)が29日、大阪市中央区の吉本興業本社で取材に応じた。

 いくよさんがコンビで今月11日まで出演していた大阪・なんばグランド花月で出番が同じで、のりおは「出番のギリギリまで話してて『のりやん、無理したらあかんで』言うて気遣ってくれた」。楽屋でそばの出前を注文した際には、いくよさんは「あかんわ。今日は食べられへんわ」と言いつつも、努めて明るく振る舞っていたという。

 話が長引き、出番が近づくと、いくよさんは、のりお、よしおに向かい「ごめんな。着替えなあかんから。一応女やから、出てってくれへん?」と、笑わせたことも明かした。

 のりおは「最後の最後まで気ぃ使いぃでした」としのんだ。