島根県・隠岐諸島が舞台の映画「渾身(こんしん) KON-SHIN」の配給や宣伝義務を故意に果たさなかったとして、映画を製作した出雲ピクチャーズ(松江市)が配給元の松竹に、約4億5千万円の損害賠償を求め松江地裁に提訴したことが16日、分かった。提訴は5月7日付。
訴状によると、出雲ピクチャーズは松竹と2012年10月、公開期間を原則4週間として配給契約を結んだ。しかし公開後、松竹が1日当たりの上映回数を当初の4~5回から0~2回に減らしたほか、来場者の少ない映画館での上映が多かった。また、ポスターやチラシでの宣伝活動を十分しなかったとしている。
製作には約5億2千万円かかったが、興行収入は約1億5千万円だったという。出雲ピクチャーズと松竹はともに「コメントを差し控える」としている。




