2020年に43歳の若さで亡くなった米映画「ブラックパンサー」(2018年)などで知られる俳優チャドウィック・ボーズマンさんの遺産をめぐり、家族間で法廷論争が勃発していることが明らかになった。
ボーズマンさんのきょうだい2人が23日、声明を発表。「長年にわたり、私たちの両親は知的財産や彼(ボーズマンさん)が残した功績を含む、遺産に関する事項について明確な説明を求めてきた」と述べ、ボーズマンさんの妻が死後6年が経った現在も遺産を分配していないと主張していると米ピープル誌が報じた。また、ボーズマンさんに関する権利や過去の作品を保有する会社の運営も適切に行っていないとしている。
デリックとケビン・ボーズマン氏両親の代理人として、今月17日に米ロサンゼルスの裁判所に対し、ボーズマンさんの未亡人であるテイラー・シモーネ・レッドワードさんを遺産管理人の職から解任するよう求める申し立てを行ったと伝えている。
ボーズマンさんは大腸がんのため、2020年8月に死去。亡くなる直前に当時婚約者だったレッドワードさんと結婚したが、遺言は残していなかったことからカリフォルニア州法に基づいて遺産は妻と両親に50%ずつ分配されることになっていた。しかし、2022年10月に裁判所から最終分配命令が出されてから4年近くが経過しているにもかかわらず、管理人が遺産手続きを完了していないことが判明したと主張していると、ピープル誌は伝えている。(千歳香奈子)



