タレントおのののか(23)が29日、東京ドームで行われたソフトバンク-西武戦で人生初の始球式を行った。ボテボテで大きく一塁側にそれる“大暴投”で、ほろ苦デビューとなった。

 この日は、入場者にソフトバンクのユニホームが無料配布される毎年恒例のイベント「鷹の祭典」で、おのは、配布される黄色のユニホームに白のミニスカート姿で登場。「(ブルペンでの)練習では(ホームベースに)何球か届いたのですけど、マウンドに出ると緊張して暴投しちゃいました。(自己採点は)1点です」と肩を落とした。

 始球式前にこの日ソフトバンク先発の武田翔太投手(22)から「高めに投げた方がいい」とアドバイスを受け、最近も、知人の少年野球チームの練習に参加していたという。「反省して、いっぱい練習して、またリベンジしたい」と誓った。

 おのは13年まで3年間東京ドームの売り子として働いていた。「美人すぎるビールの売り子」として話題になりブレークしたが、「売り子の時に見ていたら、マウンドからホームベースまで近く感じたけど、マウンドに立つと、遠かった。野球選手の人ってすごい」と感心していた。