演歌歌手氷川きよし(37)が28日、千葉・浦安市の舞浜アンフィシアターでコンサートを行った。

 氷川ではなく、KIYOSHI名義で行う3年ぶり2度目の公演。全23曲のうち、新曲「さすらい慕情」とアルバム収録曲「男花」の2曲以外はポップス曲。いつもと違い、激しくステージを動き回り、飛びはね、会場のファンを何度も「行くぜーっ」と観客約2200人をあおった。

 「16歳で演歌を歌い始める前はビジュアル系に憧れていました。今日は等身大でありのままの、もう1人の自分をぜひ見てください」

 KIYOSHI名義では、9年ぶりの新曲「hug」の初披露もあったこの日は1公演で、明日29日に同所で2公演を開催。計約6500人を動員する。

 8月11日には東京・神宮外苑花火大会(日刊スポーツ新聞社主催)で、花火打ち上げ前に神宮球場でライブを行う。山川豊、田川寿美、水森かおりらとの歌唱に「楽しみにしていてください」とアピールした。