お笑いコンビ、オリエンタルラジオの中田敦彦(32)の妻で、1児の母でもあるタレントの福田萌(30)が、子育てに関するトークを展開中、悩んだ経験を思い出して涙ぐむ一幕があった。

 14日放送のフジテレビ系「ノンストップ」に生出演した福田。この日の放送では「良い母親」について出演者たちが議論を行った。

 同番組の調べでは、現在育児をする母親の多くが「良い母親」でなければならないという重圧に苦しんでおり、72%の母親が悩んだ経験があるという。

 福田は2013年に第1子となる女児を出産したが、そうした母親の悩みが「すごくわかる」と共感。自身は特に人目にさらされる芸能人ということもあり、「すぐに『虐待しているんじゃないか』と疑われたり…」と周囲の視線にプレッシャーを感じているという。

 しかし自身の周りには育児をしている友人がいないため情報交換ができず、また、母親に尋ねるが当時とは時代背景が異なることもあり、参考にならない場合も少なくないという。そのため、育児に関する情報はスマートフォンなどの情報サイトで調べるのだという。

 「でも、そういったサイトには厳しい声もあって、『そんなこともできないあなたは非常識』『母親失格』」などと自身の育児を否定されるケースもあり、そうした言葉によって自身がどうすれば良いのかわからなくなり、さらに追い詰められてしまうことがあるという。

 そんな状況で子育てする福田は、「子どもと2人で向き合ってて、小さな命を自分で守らなければいけないし……」と話すうちに涙ぐみ、「すみません、思い出しちゃって」とわびた。

 しかし放送後に更新したブログでは、その涙について「娘が小さかった時の議論でついつい感極まってしまいました」と振り返るとともに、娘が成長してくるにしたがい、「自分らしい育児がわかってきた」という福田。「あまり周りを気にしない!私は私!と強く思えるようになりたいと思いました」と現在の思いをつづった。