篠原涼子(42)主演の10月スタートのフジテレビ系の連続ドラマ「オトナ女子」(木曜午後10時)のポスター用写真が16日、公開された。

 2年半ぶりに連続ドラマに主演する篠原が演じるのは、いくつになっても「女子」でありたい、40歳の独身女性・中原亜紀。そんなドラマの世界観を表現するために、篠原が「メークをした顔」と「メークをしない素顔」の2種類が撮影された。

 中野利幸プロデューサーは「このドラマのテーマである『女子はいくつになっても女子』という部分を表現したくて、2種類のビジュアルにこだわりました。フルメークバージョンは、良い意味で周りの目を意識し、メークや服装に気を配り、いつまでも美しくありたいと努力し続けて、年齢に関係なく生き生きと輝き続ける女性を意識しました。また、メークをしない素顔のビジュアルは、いくつになっても内面も外面もあきらめてない雰囲気を表現しました。同時に現代女性のリアルな姿を等身大で描いていきたいと『女子のリアルをすっぴんにする』というコンセプトも、素顔のビジュアルで表せたらなと思います」と話している。

【1話あらすじ】

 中原亜紀(篠原涼子)は、企業で広告の仕事をバリバリこなす40歳・独身女性。恋人は、マイナーだが、成功を目指して頑張っている年下のミュージシャン・伸治。また、亜紀の良き相談相手は、惚れっぽくいろんな男性にアプローチする独身・大崎萠子(吉瀬美智子)とバツイチで3人の子持ちの坂田みどり(鈴木砂羽)。同じ年齢の3人は、何かにつけ女子会を開き、気兼ねなく愚痴を言い合える大切な存在だ。ある日、亜紀は会社が力を入れている「恋愛アプリ」の部署に異動して、アラフォー向けのゲームを作るチームリーダーに任命される。新しい部署は、自分より若い部下ばかり。恋愛アプリをやったことのない亜紀は、戸惑いを覚える。そんな亜紀は「恋愛アプリ」の監修に、脚本家の高山文夫(江口洋介)を迎えようと思い付く。高山は、10年以上前に恋愛ドラマで立て続けにヒットを飛ばして、一世を風靡(ふうび)したが、最近はあまり作品を発表していない。亜紀は、文夫の住所を調べて会いに行くが…。