坂本冬美(48)が、09年からライフワークにしてきたアルバムシリーズ「Love Songs」を11月25日発売の「6」で終了する。「来年迎える30周年を前に一区切りをつけたかった」という。シリーズ第1弾は収録曲だった兄弟デュオのビリー・バンバンのカバー「また君に恋してる」が焼酎のCM曲に使われ、話題を集め、出荷40万枚の大ヒットを記録した。その後も毎年のように新ジャンルに挑戦を続け、音楽の幅を広げ、活動の軸の1つになっていたが、節目を機に終了を決意した。

 26日には「紀の国わかやま国体」開会式で、大会イメージ曲「明日へと」を歌唱する。軽快な曲調と前向きな歌詞が話題で、現在は同県内限定でCD発売されているが、所属レコード会社は全国発売も検討中だ。

 注目選手は高校野球に出場予定の早実1年の清宮幸太郎内野手という。「地元が、すごく盛り上がっている。ぜひ目の覚めるような本塁打をかっ飛ばしてほしい」。中高時代はソフトボール部で捕手だっただけに熱いエールを送った。