「吉本の美容番長」ことタレントのシルク(年齢非公表)が2日、大阪・なんばパークスシネマで映画「マイ・インターン」(10日公開)の全国横断デトックス・イベントに登壇し、美をテーマに20分の「独演会」を行った。

 シルクはこの日、来年のカレンダー用の撮影を済ませてきたといい「今年は安心してください、着てますよ。いや、ごめんなさい」と“謝罪”した。

 というのも、今年で10年目に入るカレンダーは、最初のヘソ出しからどんどんエスカレートし、昨年は「フルヌードで壁ドン」まで進んでいた。だが「もうこれ以上脱ぐとこない」と「来年のカレンダーはちょっと着てます」と明かした。

 カレンダーはメーク、スタジオ、構想からすべてシルク自身がまかなっており、完全な自費発売。シルクから見て「最も美意識が高い」タレントの藤井隆の最終チェックをあおぐ。

 シルクはかねて、あと数年とみられる「還暦でフルヌードのカレンダー」を公言している。実はこれも藤井の最終OKが必要だといい、「還暦までにOKを出してもらえるような体を作ります」と公約した。

 映画は40歳上の男性が部下として配属されたことで心身ともに「救われる」女性を描いているが、シルクにとっての理想の男性は「柔軟性のある人」だそうだ。

 先輩芸人にあてはめると、月亭八方、中田ボタンになるという。「私のバロメーターは弟子がつく数。このおふたりはダントツ(で多い)ですもん。上からたたかないから、弟子が伸び伸びできる。柔軟性が絶対(必要)です」と理想像を明かした。

 この日は、映画から離れたトークの「シルク節」が全開だった。30周年公演「シルクde30th記念フェスティバル」(30日、なんばグランド花月)もPR。完璧ボディーを求めた独自の「筋膜トレーニング」の一部も実践公開した。