アメリカを代表する2大シンガーのテイラー・スウィフト(25)とケイティ・ペリー(30)。彼女たちは、過去にツイッターでお互いを敵対するような発言をしたことから、不仲説がうわさされるように。はたして、その真相はいかに?

 不仲説が囁かれる2人だが、最初から仲が悪かったわけではなかった。2008年のVMAでは、仲良く写真を撮る姿が目撃されている。当時のツイッターでは、ケイティが「あなたは地球上の全ての賞を受賞する価値があるわ」と投稿しテイラーを絶賛。

 しかし、2013年頃から2人の関係は悪化。当時、テイラーが「どうか変わらないで」とケイティにツイートをしたのを最後にSNSでの2人のやりとりはなくなった。そのとき、彼女たちの間に何が起こっていたのか知られていなかったが、2014年9月の音楽誌「ローリングストーン」でのテイラーのインタビューで経緯が明らかに。

 テイラーのアルバム「1989」で、一曲だけ“怒り”が表現されているシングル「Bad Blood」。その曲は、他の女性アーティストに向けて書かれたものだとテイラーがコメントした。「ここ数年、私たちは友達なのかどうか定かではなかったの。…(だけど、去年)彼女はかなり酷いことをしたわ。『これで、本当に敵になったのね』ってかんじだった。彼女は、私のアリーナツアーを全てメチャクチャにしようとしたの。私のツアーで同行するはずのダンサーたちを、たくさん雇ってね」。このインタビューのあと、ケイティが「羊の皮をかぶった、レジーナ・ジョージに気を付けて」と、映画「ミーン・ガール」のいじわるな女の子をなぞらえてツイートしたことで、2人の中でイザコザがあったことが明らかに。

 はたして、この出来事の真相は何だったのか?どうやら、テイラーが話していたのは、ケイティのお気に入りのダンサーたちのことだったよう。彼らは、半年ほどテイラーの「Red」ツアーに参加したあと、ケイティに雇われ彼女のツアーに参加するためテイラーのツアーを降板。ダンサーたちは2013年のインタビューで「ケイティと僕らは2年半一緒だったから家族みたいなものさ。だから、声をかけられたとき『もちろん(参加するよ)』って感じだったね。テイラーのツアーでは、実際に踊っていたわけでもなかったから、ちょっと飽きていたんだ」と語っていた。

 その後、「Bad Blood」のミュージックビデオが公開され、テイラーが仲間に裏切られ、女性同士の争いに発展する展開が今回の一件に似ていることや、女優のセレーナ・ゴメス演じる敵役のルックスがケイティに似ていることから、彼女たちの不仲説は確実になったと言われている。

 どちらも人気があるシンガーだけに、今後も2人の関係は注目を浴びそうだ。【ハリウッドニュース編集部】