NHKの朝の連続テレビ小説「あさが来た」でヒロインあさ役の波瑠(24)、夫役の玉木宏(35)が21日、大阪市内で、NHK大阪放送局放送開始90年記念「大阪発 朝ドラコンサート」(11月20日午後7時30分放送、関西ローカル)の収録に参加した。

 13日に自身のブログで喉の不調を明かしていた波瑠だったが、張りのある声で元気な姿を見せた。

 収録では「あさが来た」のナレーションを務める杉浦圭子アナウンサーから朝ドラのハードな撮影について「心と体を支えているのは?」と質問され、波瑠は「大阪のおいしい食べ物、現場の共演者のみなさんに支えてもらっています」と笑顔を見せた。

 波瑠は13日、自身のブログで「実は先週末に熱をだしてしまい、土日の生放送や声を使う仕事が続いて、情けないことにいよいよ今日、まともな声が出なくなってしまいました」と喉の不調を明かしていた。3日後の16日に更新したブログでは「今日から普通に声が出せるようになりました!」と報告。この日の収録でもすっかり体調が回復した様子を見せた。

 「朝ドラコンサート」は大阪放送局が制作した連続テレビ小説39作品を映像で振り返りながら、「ふたりっ子」(96年)の幼少期のヒロイン、「だんだん」(08年)でヒロインを演じた双子のタレント、三倉茉奈(29)三倉佳奈(29)ら歴代出演者がトークを繰り広げた。ドラマにまつわる音楽も演奏された。

 波瑠は茉奈、佳奈に「長丁場なので最後まで高い意識を持って乗り切る秘訣(ひけつ)を教えてほしいです」と質問。双子姉妹から「単純なことかもしれないですが、撮影の合間でも眠れるときに眠ること。とにかく体力勝負」とアドバイスを受けた。