歌手で女優の生稲晃子(47)が、乳がんのため右乳房全摘出手術を受けていたことを明かした。

 生稲は10日に更新したブログで、「2011年に乳癌と診断され、この5年弱の間、手術と治療を続けてきました。最初の手術から2度の再発、一昨年、右乳房全摘出手術を受けました」と公表した。

 突然の発表となったことに、「皆さんにご心配をおかけしてしまい、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」と心境を明かすとともに、「長年レギュラーを務めさせていただいた健康番組でのお仕事がこの秋終了したことと、先月、失った右胸の再建手術をしていただいたことで、自分の中でひとつ区切りがつき、皆さんにお話させていただくことにしました」と説明した。

 2度の再発に「病院の先生からお聞きした時は、息ができないくらいショックでした」と当時の心境を振り返った生稲。それでも、まだ当時10歳に満たなかった長女を思い「この子が成人するまでは負けてはいられない、頑張らなくては」と自分に言い聞かせて病気と戦ってきたという。

 生稲は「癌が見つかってからの道のりは、私にとってはとても長かったけれど、元気な姿をお見せしてこられたのは、芸能界でのお仕事を続けてやらせていただけたことと、沢山のファンの皆さん、スタッフの皆さん、友達がいて下さったからです。本当に有難うございました。また、そばでずっと支えてきてくれた家族には感謝の言葉しかありません。ありがとう。これからも幸せに生きていこうね」と感謝。「今後は、少しずつ自分の体験談を皆さんにお伝えしていければと思っています。これからも見守っていて下さい。宜しくお願い致します」と呼びかけた。