元セクシー女優で現在は漫画家として活動する峰なゆか(31)の漫画「アラサーちゃん」で、TSUKURUさんによる4コマ漫画「きょうのゲイバー」と類似したネタがあったとして、掲載誌「週刊SPA!」が12月1日号で謝罪した。

 問題となっていたネタは、どちらも女性がお互いのメークを褒め合う様子を第三者がやゆしたもの。TSUKURUさんは今月12日にツイッターで、「私はかぶってるではなく、使われたように思います。ネタ自体はオリジナル性にかけ、かぶる事はあると思いますが言葉の選びと並び方が3つ一緒で、作為を感じたからです」と主張し、担当編集者を通じて出版社に問い合わせをしたことを報告した。

 24日発売の「週刊SPA!」12月1日号では、「アラサーちゃん」ページに謝罪文が掲載された。当該のネタは峰がTSUKURUさんの作品をオマージュ的に踏まえてアレンジを加えたもので、編集部としては新たな作品として成立していると判断したが、TSUKURUさんに配慮を欠いていたと謝罪している。

 TSUKURUさんは同日にツイッターで、「峰なゆか先生に未熟な私の漫画をご覧頂いていたことは大変うれしく思っています」と謝罪文に対してコメント。「しかし、まだまだ当方は無名な若輩者。引用元が分かる形で使って頂けなかったのは、私の不徳の致すところ、ということなのでしょう。これからも精進いたします」と皮肉った。

 なお峰は今年8月、漫画雑誌「ハツキス」でスタートした田所コウさんの漫画「コトコトくどかれ飯」と自著「女くどき飯」を比較して、「設定もタイトルもさすがにパクリすぎなのではないだろうか???」と指摘していた。