米女優ニコール・キッドマン(48)が、2001年の離婚から14年を経て、俳優トム・クルーズ(53)との結婚について語った。

 英イーブニング・スタンダード紙のインタビューに応じたキッドマンは、クルーズとの10年間の結婚生活を振り返り、「トムと結婚した時、私はまだ幼すぎたの。でも、後悔はしていない」とコメント。2人は映画「デイズ・オブ・サンダー」(90年)で共演したことがきっかけで同年にスピード結婚。当時キッドマンは23歳、クルーズは28歳だった。離婚の原因については様々な報道がなされているが、06年に再婚したカントリー歌手キース・アーバンのためにも詳細は話すべきではないとキッドマン。「トムとの結婚で学んだもっとも大きなことは、自分にとって最悪ではなく、ベストな状態でいること。そして子供たちのことを考えること」と明かした。

 クルーズが信仰する新興宗教が、キッドマンとの結婚生活を壊すために不信感を持たせるように仕向け、クルーズに自宅の電話を盗聴させていたことが、教団の秘密を暴いたドキュメンタリー番組で明かされており、それが離婚の原因となったとも言われている。キッドマンは3年前のインタビューで、「(トムとの結婚生活は)とてつもなく寂しく、人生で最も孤独な生活だった」と語っていた。(ロサンゼルス=千歳香奈子)