女性アイドルグループ「原宿駅前パーティーズ」が29日、東京・赤坂BLITZで1日限定のライブを行った。

 12~20歳の約40人で、正統派アイドル「ふわふわ」、ダンスが得意な「原駅ステージA」、美脚が持ち味の「原宿乙女」、アクロバットが見事な「ピンクダイヤモンド」の4ユニットで構成している。

 昨年8月にJR原宿駅前に常設ステージを設置。週末を中心に活動を続けてきて、これまでに126回の公演を重ねてきた。

 この日は、ホームの原宿を離れた単独初ライブ。腕試しとなるステージではユニットごとのソロ曲や全体のパフォーマンスなど、計20曲を約2時間にわたって披露。普段は約100人を前にパフォーマンスをしてるが、この日は約700人のファンから何度も大歓声を浴びた。

 ライブ終盤にはリーダー磯部杏莉(17)を中心にCDデビューを発表した。原駅ステージAとふわふわの2ユニットが「原駅ステージA&ふわふわ」として、両A面シングル「Rockstar/フワフワ Sugar Love」で4月13日にデビューする。

 原駅ステージA伊藤貴璃(14)は「これまで以上にパフォーマンスを上達させて頑張ります」と誓い、ふわふわ岩崎春果(12)は「夢見ていたCDデビューができてすごくうれしい」と喜びを爆発させた。

 アイドル乱立時代で、“変化球”のパフォーマンスを仕掛けるグループがたくさんある中、「原宿駅前ステージ」は本格的なステージングにこだわって直球勝負をしていく。