フリーアナウンサー小林麻耶(36)が作家デビューすることが12日、分かった。都内で福岡県観光プロモーションの会見が行われ、小林をはじめ鈴木おさむ氏(43)堀江貴文氏(43)ら7人の著名人が、福岡を舞台にした短編小説をリレー形式でウェブ上に連載していくことが発表された。

 小林が執筆するのは「ニュースワイドの時間です。」というタイトルで、アナウンサーの世界が舞台。当初は「最初の1行を書くのに1カ月半も悩んだ」という「ダンサーの物語」を執筆したが、登場人物の気持ちが読者に伝わらないとされてボツになったという。そこで「7割ぐらいが自分の実体験です」というアナウンサーの世界を題材に選んだ。

 主人公は、人気番組のメーンキャスターに抜てきされながら、低視聴率のため番組を降板してしまうという物語。現在執筆中で「最後をどうするか、3つぐらいのパターンから選ぼうと思っています」。

 先月27日にシングル「ブリカマぶるーす」で歌手デビューしており、新境地開拓が続いている。この日は「次は声優を目指します」と明るく宣言した。

 堀江氏の作品を皮切りに今月12日から配信がスタート。小林の小説は来月11日から配信される。