レオナルド・ディカプリオ(41)が今週、ニューヨーク市内で開かれたエイズ研究財団「amfAR」のチャリティー・ガラで、モンゴル探検を95000ドル(約1083万円)で落札したことがわかった。

 ニューヨーク・ポスト紙によると、レオはスウェーデン人探検家のヨハン・アーネスト・ニルソン氏と共に10日間にわたり、世界一澄んでいる湖の一つといわれる、モンゴルのフブスグル湖を探検するという。ニルソン氏によると、レオは乗馬、遊牧民一家との食事、鷹狩りなども体験し、「ユルト」という現地の伝統的なテントで眠ることになるという。

 探検には地元のガイド、シェフ、スタッフらも同行することになるというが、ニルソン氏は、「私は人々を彼らのコンフォート・ゾーン(心地よい場所)から連れ出し、通常はやらないことをさせる。限界に挑戦すれば、見返りはより大きくなる。素晴らしい探検になるだろう」と語っている。

 レオ主演の映画「レヴェナント:蘇えりし者」(4月22日日本公開予定)は、今年度のアカデミー賞で最多12部門で候補となっている。同作の過酷な撮影で限界に挑戦したレオだが、まさに「レヴェナント」スタイルの探検となりそうだ。(ニューヨーク=鹿目直子)