演歌歌手水森かおり(42)が28日、新曲「越後水原」の舞台となった新潟・阿賀野市を訪れた。同市にある瓢湖(ひょうこ)は白鳥の飛来で有名。恋に破れた女性が、同地の白鳥と自身を重ね合わせる曲で「すごく切ない歌。今回は笑顔を封印して歌唱します」と誓った。「歌唱時は笑顔を封印」とはいえ“破顔一笑”は水森の代名詞。この日も、集まった約200人のファンに「こんなに多くの人が集まってくれた」と笑顔で感激しきり。湖をバックに、白鳥のかぶり物までしてみせるサービス精神で「白鳥のように真っ白な気持ちで、良い結果が出せるように頑張ります」。13年連続出場中の紅白歌合戦にも思いをはせた。

 また、テレビ東京系アニメ「ふるさと再生 日本の昔ばなし」(4月3日スタート、日曜午前9時)のオープニング曲「ふるさとほっこり村」で、アニメソングを初歌唱することも決まった。【松本久】