俳優鈴木亮平(33)主演映画「HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス」(福田雄一監督)の初日舞台あいさつが14日、東京・新宿バルト9で行われ、鈴木や清水富美加(21)らが出席した。

 13年4月に公開され、小規模上映ながら興行収入2億円と予想外のヒットになった作品の続編。パンティーをかぶると変身するスーパーヒーローを演じた鈴木は、パンティーを手にした500人の観客に驚いた。「今日は普通のスーツですみません。もうパンティーかぶられた方もいる。僕はかぶってこなかったと後悔している」と笑わせた。

 ハリウッドのヒーロー映画を意識して作った意欲作でもある。大学で英語を専攻していた鈴木は、「HEROは『H』と『ERO』でできている。本物のヒーローを見たいなら、これを見ろ!」と自信満々に宣言した。会場は妙に納得したファンの拍手に包まれ、ムロツヨシは「大統領選の演説みたい」と圧倒されていた。

 ほか清水富美加、柳楽優弥、片瀬那奈、主題歌を担当したCTSと南波志穂、福田監督が登壇した。