腸の袋に炎症ができる大腸憩室(けいしつ)炎で入院していた歌手玉置浩二(57)が2日、都内で、全国6都市をまわる「玉置浩二 プレミアムシンフォニックコンサート」の東京公演を行い、約1カ月ぶりに復帰した。

 4月下旬に痛みを伴う39度の発熱がでたといい、精密検査の結果、約1カ月間の休養が必要との診断を受けた。すぐさま24日間の入院生活に入り、5月中に予定していたミニライブ含む計5公演は中止となった。絶食生活が続いたことで、体重も5キロ減ったという。

 退院後、約2週間での復帰コンサートの開催となったが「たくさんの方にご心配とご迷惑をおかけした。休ませてもらったので、むしろ高校生の頃のように元気です。簡単に言うと飲みすぎかな」と笑わせた。

 体調を考慮してここ1カ月半ほど禁酒しているといい「妻も一緒にやめてくれたんですよ。全て妻とスタッフの方のおかげです」と妻の青田典子(48)やスタッフのサポートに感謝していた。

 今回、入院中に手術は行っていないといい「2度と体調を崩して歌えないことがないようにしたい。生きている限り、みなさんの前に立って歌っていきたいと思います」と意気込んだ。