昨年9月に胆管がんのため亡くなった女優の川島なお美さん(本名・鎧塚なお美、享年54)の夫でパティシエの鎧塚俊彦氏(50)が、歌舞伎俳優の市川海老蔵(38)の妻で乳がん闘病中であることがわかった小林麻央(33)をめぐる報道に「心痛みます」との思いを明かした。

 鎧塚氏は12日にフェイスブックを更新し、海老蔵と麻央夫妻について「多くの方々が自分達に何か手助けしてあげられる事はないのか?と思っていらっしゃる事と存じますが実際には何もしてあげられないのが現実です」と私見を述べた。

 海老蔵は麻央と家族への影響を鑑み、報道陣の取材について、自宅へ押しかけるなどの行為を自粛するよう求めているが、鎧塚氏も「せめてお二人と子供達が病とたたかい今後歩まれていく道筋を妨げる様な事だけは絶対にしてはいけないのではないでしょうか?女房が他界する数日前に心無いマスコミの方から無礼な質問をされた事もありました」と川島さんのケースを引き合いに出し、配慮を求めた。

 川島さんをめぐる報道では、某情報番組の女性キャスターが「そっとしてあげてほしい!」と呼びかけたことがあったという。鎧塚氏は「女房はとても喜んでいました。そんなちょっとした事が励みになるのだと思います」として、「何も出来ませんが奥様の治癒を心より祈念しております」と麻央の回復を願った。