漫才師今くるよ(年齢非公表)が29日、大阪市内で、奈良県葛城市の“相撲館サポーター”に就き、会見に出席した。

 この日は、熱心な大相撲ファンとして知られる河内家菊水丸(53)が、国内の相撲発祥の地とされる葛城市の「相撲館けはや座」で、8月14日から毎月1回、お笑い道場をスタートすると発表。菊水丸を助けようと、くるよが「けはや座応援隊長」の肩書を得て、援軍として登場した。

 くるよは「尻相撲なら、できます! やります!」とアピールし、葛城市の山下和弥市長と尻相撲で対戦。山下市長を尻で突き飛ばし、満面笑みでガッツポーズを見せた。

 葛城市では、NMB48からの卒業を発表している渡辺美優紀(22)が14年9月、初代観光大使に就いているが、昨年2月からは菊水丸が2人目の観光大使に就任。同時に、葛城市は、同市が相撲発祥の地であることを広く世に知らしめてもらおうと、菊水丸に「相撲館けはや座」の名誉館長を依頼し、菊水丸が資料整理に協力してきた。

 このほど、整理が終了したことから、展示内容をリニューアルするとともに、葛城市は、菊水丸らが所属する吉本興業と提携し、新たな企画として、お笑い道場を始めることを決めた。

 道場のプロデュースを担う菊水丸は「せっかく資料館もリニューアルするので、お笑いとコラボして全国に情報発信をしていきたい」と語った。