演歌歌手原田悠里(61)が6日、都内で歌手生活35周年の御礼イベントを行った。「多くの方への感謝と幸せな思いの35周年です」とあいさつし、ミリオンヒット曲「木曽路の女」や「津軽の花」、新曲「女‥みぞれ雨」など6曲を歌唱した。「今日が第1歩の始まり。これから、もっともっと芸を磨いていきたい」と意欲を見せた。

 新曲は歌手生活35周年記念曲として、師匠の北島三郎が作曲とプロデュースを手がけた。「この曲を大ヒットさせて新たな代表曲にできるように頑張ります」。北島も今年55周年の節目で「2人合わせると90周年。5年後には、2人合わせて100周年になります。まずはそれを目標に頑張ります」。

 存在を明らかにしている30歳下の恋人についても語った。「順調な関係ですが、今は小康状態。皆さんに報告できることがあったらすぐに伝えます」。

 故郷の熊本・天草市も熊本地震で被害を受けた。6月4日には天草市でチャリティーコンサートを行い、翌日からは阿蘇郡の避難所などを慰問した。「遠くからですが、忘れることなく、支えになれたらと思います」と話した。