女優水崎綾女(27)が12日、所属事務所を通じて、結婚したことを発表した。相手男性は、省エネ関連の商品販売などに携わる36歳の一般男性。今月11日に都内の区役所に2人で婚姻届を提出した。挙式・披露宴などは未定。妊娠はしていない。

 出会ったのは昨年5月、友人夫婦に誘われたマージャンの席だった。かつてマージャンを題材にした映画に出演して以来、趣味となっていたこともあり、その日は水崎と友人夫婦とその男性でマージャンを楽しんだ。その後も、マージャンをしたり、食事に行く機会などもあり、同郷(兵庫)であることや、笑いのツボが一緒だったりしたことから意気投合した。会う回数を重ねるたびに、居心地の良さを感じ、昨年夏に結婚を前提として交際をスタートさせた。

 所属事務所では、水崎について、神戸に住んでいた5歳の時に阪神淡路大震災で被災し、避難所で1年、仮設住宅で4年過ごしており、決して裕福とは言えない幼少期を過ごしたこともあり、早い決断かも知れないが、結婚について「たとえお金がなくても、彼となら、どんなことも乗り越えていける。生涯のパートナーとして一緒にいたい」と話していたという。

 水崎は04年のホリプロスカウトキャラバン「ヤングサンデー賞」受賞で芸能界入りした。グラビアを中心に活動しながら、女優としても多くのドラマや映画に出演。13年の主演映画「ユダ」で見せた大胆な演技などで注目された。昨年は映画「進撃の巨人」などに出演。舞台にも積極的に出演している。