剛力彩芽(23)が19日、都内で行われたテレビ朝日系の主演連続ドラマ「グ・ラ・メ!~総理の料理番~」(22日スタート、金曜午後11時15分)の制作発表の場で、料理の腕前を披露した。

 剛力が演じるのは総理官邸で料理人として働く天才女性シェフ。会見場の収録スタジオに作られたキッチンで、総理役の小日向文世(62)のために、鶏肉をソテーしてトマトソースで味付け、レタスとゴボウのサラダ、ジャガイモの冷製スープを添えてサーブした。

 取材陣約100人の前での料理に剛力は緊張の面持ち。「1カ月前から料理の練習をしてきましたが、最初の頃と比べればうまくなったと思います。調理のシーンは時間がかかるけど、焼いた瞬間の音、包丁の音を聞いてると、どんどんおなかがすいてくるんです。新しい役柄への挑戦ですが、楽しいドラマになると思います」と話した。

 小日向は「愛情がこもってますね」と手料理の感想を満面の笑みで答えた。

 首相役については「光栄ですね。安倍晋三さんと同い年生まれなんですけど、あちらの方が、毛の量が多い。(都知事候補の)鳥越(俊太郎)さんも、髪の毛の量がすごい。ただ東国原(英夫前宮崎県知事)さんに見えなければいい。毛が薄くてもメークさんに膨らませてもらっている。見た目より中身で勝負です」と話した。

 他に滝藤賢一、高橋一生、新川愛優、内藤理沙、松尾幸実、三宅弘城が出席した。