東京都知事選への出馬騒動から、タレント活動が停止状態だったタレント、石田純一(62)が3日、大阪市内で、ABCテレビ「おはよう朝日です」(月~金曜、午前6時45分=関西ローカル)に生出演し、「アツい夏が終わりました」と語った。

 7月31日に都知事選が終わり、この日からレギュラー復帰。石田は出馬表明前の先月6日以来、約1カ月ぶりの出演となった。

 番組関係者によると、出演後は、いつも通りに共演者やスタッフと歓談。食事もともにとったという。放送終了から約1時間10分後、タクシーで退局。集まった取材陣から、政界再挑戦について問われ「いやいや、それは…」と口にして、手を横に振った。

 また、番組冒頭で、季節は夏真っ盛りでありながら「アツい夏が終わりました」と、都知事選終了を、ユーモアをまじえてあいさつしたことに「まだまだ、夏ですよね。すいません」と“謝罪”も行った。

 放送の中では、トレードマークの“素足に革靴”も披露し「あのう、英気を養って、はい、静かに読書してましたので」と満面笑み。都知事選投票には「もちろん行った」と言い、理子夫人については「やっぱり、家族としては(出馬は)反対で。『あなたの気持ちは分かるけど』と終わってから言われました」と告白。ただ、夫人からは「出ることになったら、自分たちも、友達も助けるつもりだった」と言われたことも明かした。

 また、出馬騒動で「天文学的な数字」のCM違約金問題が発生していたことについて、前日2日夜に新大阪での取材には「まあほとんど、そう(大丈夫)ですね。でも、ひとつだけちょっと…」と、ほぼ問題解決の見通しを明かしていたが、この日、番組で、違約金問題が話題になると「大変というか、大変です」と困惑しながら話していた。