お笑い芸人バカリズム(40)が、フジテレビ系ドラマ「かもしれない女優たち2016」(10日午後9時放送)の脚本を手掛けた。同作は、主演に広末涼子(36)井川遥(40)斉藤由貴(50)を迎え「彼女たちが違う道を選んでいたら?」という世界を女優自身が演じる。一昨年に同局系連ドラ「素敵な選TAXI」で脚本家デビューしたバカリズムの妄想の世界のドラマ化だ。

 広末は97年の大ヒットドラマ「ビーチボーイズ」に出演してなかったという設定。アルバイトをして食いつなぐ売れない女優広末涼子役。井川は、ブレークした01年の写真集「グッドバイブレーション」を出さず、忘れられた癒やし系モデルとしてアラフォーで女優転身を図る。斉藤は85年のドラマ「スケバン刑事」に出演せず一発屋アイドルで終わり、大学生兼バーのママ。

 広末は「特殊な設定を楽しんでいます」。バカリズムは「笑いながら気軽にお楽しみください」と話した。