デビュー22年目を迎え、最新シングル「越後水原」(発売・徳間ジャパンコミュニケーションズ)が13万枚突破とロングヒット中の演歌歌手水森かおり(43)が6日、同曲の舞台の新潟・阿賀野市にあるアミューズメント施設「サントピアワールド」で開催された「あがのわくわく産業フェア2016」にゲスト出演し、ミニステージを行った。

 これは、「発見・発信・発展~出会い、輪を拡げ、つながろう あがの~」をテーマに、阿賀野市の農・商・工・観光・金融などの全業種の事業者が一堂に会し、その魅力を発信するために開催されている毎年恒例の産業フェアだ。

 そんな同市の一大イベントにゲストに招かれた水森は、同会場の特設野外ステージ前に大勢のファンが詰めかける中、「こんなに寒いとは思いませんでした。ちょっと油断していました。でも私、外でドレスを着て歌うのは慣れておりまして、以前、北海道の釧路でマイナス10度の中で歌った経験がありますので大丈夫です(笑い)。皆さんも風邪をひかないように最後までお付き合いください」とあいさつし、新曲「越後水原」をはじめ、「安芸の宮島」「鳥取砂丘」など全5曲を熱唱した。

 その中で、新曲発売日前日の3月28日に「新潟県阿賀野市観光親善大使」に任命され、歌で阿賀野市を全国に広めた功績に感謝して、阿賀野市産コシヒカリ「白鳥の舞」10キロとヤスダヨーグルト1箱(30本入り)が贈られた。そのプレゼンターを務めた田中清善市長は「この1年、阿賀野市を全国に発信していただけた、そのお礼ということで、JA北蒲みなみさんからお米のプレゼント、また地元のヤスダヨーグルトさんからヨーグルトのプレゼントのプレゼンターをさせていただきました」。