「ほっしゃん。」から本名に戻したタレント、星田英利(45)が6日、自身のインスタグラムを更新し、年内で芸能界を引退することを明かしていたが、この日夜に引退を撤回し、謝罪するコメントを掲載した。

 インスタによると、「心配かけてすみません。いろいろ考えましたが、続けさせてもらおうと思います。ひたむきに頑張ります」と記されており、所属のよしもとクリエイティブ・エージェンシーは、これについて「引退撤回ということです」と説明した。

 星田はこの日午前、インスタグラムに「デビューからお世話になった大先輩方々を裏切る、っていうか、お世話になり過ぎて、その方々にご相談できへんかったけど、年内の引退を夏からずっと会社と相談してて、そうしようかなと思います」とのコメントを掲載。続けて「今やってる仕事は、3月までやから、それは絶対、手ぇ抜かんと死ぬ気でやるから」ともつづっていた。

 更新後に大阪市内でテレビに生出演したが、引退騒動には触れず、所属事務所でも「詳細を本人と確認中」とし、この日夕方以降になって、当該記事を削除していた。

 星田はNSC(吉本総合芸能学院)9期生。91年に宮川大輔と「チュパチャップス」を結成し、NSC同期のナインティナインらと「吉本印天然素材(通称・天素=てんそ)」を組みブレーク。CD発売もするなどし、活動したが、99年にコンビ解散。ピン芸人として活動を始め「ほっしゃん。」を名乗り、苦境を経て05年「第3回 R-1ぐらんぷり」で優勝。再び活動を活発化させ、14年8月には、名義を本名にして、役者としても活動している。