作家の乙武洋匡氏(40)が、新年を迎え前向きな気持をつづった。

 16年は不倫騒動によってバッシングを浴び、社会的信用や仕事、そして家族など多くのものを失う1年となった。年末の最後のブログでは一連の騒動を「私の不徳の致すところであり、痛恨の極みです」と振り返っていた。

 それでも今回の失敗から得た教訓を今後の人生に活かし、「後年になって、『あのときの失敗は意味のあるものだった』と振り返ることができるよう歩んでいきます」と前向きにつづった乙武氏。2017年を迎え、ツイッターで気持ちも新たに「今年は、なんて贅沢を言うつもりはありません。生きているうちにもう一度だけ、『生まれてきてよかった…』と心から実感できる瞬間が訪れたら、もうそれで十分です。たとえそれが何十年後のことであっても、ただその日を夢見て歩んでいきます」とつづった。