食道発声法により「声」を取り戻したことを明かした音楽プロデューサーのつんく♂(48)が、TOKIOの国分太一(42)と女優の真矢ミキ(52)にメッセージを寄せた。

 つんく♂は喉頭がんのため14年10月に声帯を摘出し声を失ったが、声帯の代わりに食道の一部を振動させる「食道発声法」の訓練を続けていた。18日発売の「新潮45」に寄せた手記で、家族らと意思疎通ができるほどになったと明かした。

 つんく♂は親交のある国分がMCを務めるTBS系「白熱ライブ ビビット」にメッセージを寄せ、その文面が20日の放送で紹介された。「食道発声は声というよりは音。こちらの気持ちはまだまだ100%伝わらない感覚もあり、まだまだ大変ですが活路を見いだしたく思います」「日々楽しみながら頑張ってます」といった前向きな言葉がつづられていた。

 また国分と真矢へのメッセージもあり、国分には「太一!奥さんとお子さんと一緒に遊びに来てね」。真矢には「ミキちゃん、そういえばうちの長女が急にミュージカルにハマり、日々、歌いながら踊ってます。ステージでの秘訣(ひけつ)を是非教えてやってくださいね」と呼び掛けていた。