1月スタートの連続ドラマ、日本テレビ系「東京タラレバ娘」(水曜午後10時)の1日第3話の平均視聴率が11・9%(関東地区)だったことが2日、ビデオリサーチの調べでわかった。初回は13・8%、第2話は11・5%だった。

 吉高由里子(28)がNHK朝ドラ「花子とアン」以来2年ぶりのテレビドラマ主演を務める本作は、180万部突破の東村アキコの人気漫画が原作。「キレイになっ“たら”もっといい男が現れる!」「好きになれ“れば”ケッコンできる!」と言い切るヒロインが、厳しい現実にブチ当たって悪戦苦闘しながら恋に仕事に奔走するストーリー。リアルな女心を描き、セリフが心にグサグサ突き刺さるアラサー女子共感系ドラマだ。

 第3話は、KEY(坂口健太郎)と一夜を共にしてしまった倫子(吉高由里子)だったが、何年も恋愛から遠ざかっていたため、次の一手がわからない。香(栄倉奈々)も元カレ・涼(平岡祐太)と一夜を共にするが、涼が彼女と同居していることを知り、なかったことにしようと決意する。そして、サバサバ娘・小雪(大島優子)にも、運命の恋が到来。“ドストライク”のサラリーマン・丸井(田中圭)と出会い、急速にひかれていく。

 倫子は意を決しKEYに一夜を過ごしたことをどう思っているかたずねたが、「あんたとは恋愛できない」と一蹴される。女子会三昧で恋愛という「戦場」のルールを忘れてしまった倫子は自分が欲しいものは愛だった気づく、という回だった。