映画「愚行録」(石川慶監督)の初日舞台あいさつが18日、東京・丸の内ピカデリーで行われ、主演の妻夫木聡(36)のほか、満島ひかり(31)小出恵介(32)臼田あさ美(32)市川由衣(31)松本若菜(32)中村倫也(30)が出席した。

 貫井徳郎氏の同名ミステリー小説が原作で、妻夫木演じる週刊誌記者が、一家殺害事件の真相に、関係者1人1人の証言を元に迫っていく物語。

 映画では、満島演じる主人公の妹が、ある“秘密”を抱えている。自身の秘密を聞かれた妻夫木は「別に秘密にしているわけではないんですけど、今日、勝負パンツ履いてます」と爆笑を誘った。「上手になんでもできるように、ジョーズのパンツを履いています。履きすぎて穴が開いていたので、つい先日、僕、自分で縫いました」と淡々と話す姿に、満島は「妻夫木さんがジョーズのパンツはいてるの、今たぶんみんなが想像してますよ」と、笑いが止まらない様子だった。

 同じ質問に、小出は「(お笑い芸人の)ブルゾンちえみさん、いるじゃないですか。こないだ番宣で初めてお会いしたんですけど、きれいですよ」と的外れな解答で笑わせた。市川は「3日くらい前に、息子を連れて予防接種に行ったんですけど、帰り道にぎっくり腰になりまして、立ってるのがやっとです。コルセットして、針を刺したままここに立っています」と思わぬ秘密を明かし、驚かせた。