5人組女性グループ、フェアリーズが1日、神奈川・ラゾーナ川崎プラザで新曲「Synchronized~シンクロ~」の発売記念イベントを行った。

 15日に、最年少メンバーの下村実生(18)と林田真尋(18)が高校を卒業。これからは、5人全員がタレント業に専念する。

 イベント前にインタビューに応じた下村は「これまでは、自分では一生懸命にやっていても、学生の甘えみたいなものがあった。これからはそれも許されない。もっと歌唱を磨いて、ギターの弾き語りも完成度を高めていく。作詞や作曲もやります。目標とする歌手は家入レオさん。パフォーマンスでは三浦大知さんです」と話した。

 林田はアーティスト活動だけでなく、女優やバラエティーなどに活躍の場を広げていきたいという。すでに1月、東京・豊島区のシアターグリーンの舞台「父娘旅情」で女優デビューをはたした。「子どものころから女優が夢だったので、力を入れたい。目標とするのは新垣結衣さん。そして、フェアリーズとしては海外公演をやりたい。台湾などから、わざわざステージを見に来てくれるファンがいるので、今度は自分たちが行きたい」と力を込めた。

 イベントでは、新曲のほか「The Fairytale」「エール」を歌唱。途中から冷たい雨が降り始めたが、多くのファンが最後まで熱い声援を送り続けた。