4人組バンドRADWIMPSのボーカル野田洋次郎(31)の、テレビドラマ初出演&連ドラ初主演作となるテレビ東京系「100万円の女たち」(4月13日スタート、木曜深夜1時)取材会が30日、都内で撮影中のスタジオで行われた。

 野田は、RADWIMPSの全国ツアー中の合間を縫っての撮影について聞かれ「本当に、お芝居の仕事自体、2回目なので分からないことだらけ。共演の皆さんは、そういう人が主演で心もとないと思うんですけど、既成の枠というものに、とらわれずにやりたい。その場で思ったこと、感じたことを含めて演じたい。プロフェッショナルの方が多いので、吸収したい」と話した。

 野田は売れない作家・道間慎を演じる。福島リラ(年齢非公表)、松井玲奈(25)、我妻三輪子(26)、武田玲奈(19)、新木優子(23)演じる謎の5人の美女と、1つ屋根の下で暮らす役どころだ。女性に囲まれる現場で「美容グッズ、コラーゲンを僕もいただいて新鮮。松井さんも『シュッシュとすると、いい香りがするよ』と言って(グッズを)くれた。男のバンドなので、そういうところからかけ離れていたのでビックリ。普段、会わない方と会って、エキスを吸ってリフレッシュしています」と笑った。

 一方、我妻は、女優5人がワイワイやっている中で、1人たたずむ野田が「猫としゃべっています。それが、すごくかわいいな、と、いつも思います」と笑いながら明かした。野田は「男1人で女3人みたいな家族の気持ちが分かります」と苦笑した。

 「100万円の女たち」は、漫画家・青野春秋氏の同名漫画が原作。映画「オー! ファーザー」などで知られる藤井道人監督らが監督を務め、脚本は劇団山田ジャパン主宰の山田能龍氏らが担当する。ストリーミング配信事業の大手・ネットフリックスとタッグを組み、世界配信を視野に入れており、ネットフリックスではオリジナルドラマシリーズとして、4月7日から先行配信される予定。【村上幸将】