4月スタートのフジテレビ系「月9」枠の連続ドラマ「貴族探偵」(月曜午後9時)の8日第4話の平均視聴率が8・9%(関東地区)だったことが9日、ビデオリサーチの調べでわかった。前週第3話は9・1%だった。

 30周年を迎えた同局の看板ドラマ枠「月9」の主演に抜てきされたのは嵐の相葉雅紀(34)。年齢、家族、住所、本名などが一切不明で、自らを「貴族」と名乗る、探偵業が趣味の謎の青年を演じている。

 視聴率の低迷からなかなか抜け出せない「月9」枠。苦戦中の同局にとって、節目の勝負作となる今作にかかる期待は大きい。数々の伝説を生んだ「月9」復活の糸口はつかめるか、その視聴率が注目される。

 第4話は、依子(木南晴夏)に誘われて、温泉に行くことになった愛香(武井咲)。向かった旅館では“いづな様”を迎える儀式が行われることに。旅館には先客がいて、その一人が貴族探偵(相葉雅紀)だった。そしてまたもや殺人事件が発生。さらに何者かによって唯一の通路である吊り橋も落とされてしまった。密室空間となった旅館で、使用人不在の貴族探偵はどう立ち回るのか、という内容だった。